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先生に聞く人気治療「トレチノイン療法」1ヶ月経過

施術紹介

トレチノインを処方していただいて1ヶ月。
毎晩、冷蔵庫(トレチノインは変質しやすいお薬なので冷蔵庫で保管)からお薬を出して
「シミよ、消えて!」とお願いするような気持ちで散布しておりました。
トレチノイン治療の第1回のブログはこちらから

私の場合、最初の2週間ほどは「赤みが強くなった」程度の認識でした。
3週間目、フェイスライン、小鼻のあたりが粉っぽく感じ
よく見てみますと…表皮が剥けてきていました。
例えると(食べ物で大変恐縮ですが)「鰹節の糸削り」ほどの感じです。

直接散布している頬のあたりはなぜか直接の皮膚の剥けはあまり感じなかったのですが
1ヶ月経過してみると点在しているシミの表面積は小さくなっているような感触で
夏に疲れていた肌が少しハリを取り戻してきた感じもしています。
お見苦しいのですが、実際の比較写真です。

モノクロだとかえってわかりやすいかもしれません。

少し自身の願望も入っているのではないかしらと思いながら
先生に診て頂き、経過は順調と太鼓判を押して頂きました。
最初は赤くなって半信半疑という時期もありましたが
お肌は少しづつ生まれ変わってくれていたんですね。
次回は1ヶ月後の診察になります。
季節の変わり目になるとすぐにお肌にトラブルが出てしまう40代の私にとって
定期的に皮膚科の先生に診ていただく安心感は大きいと感じています。

また、今日は併せてお家で取り組める美白・アンチエイジングとして
飲み薬を処方して頂きました。

美白成分としておなじみのビタミンCとビタミンEが配合されたお薬2種類と
トラネキサム酸(トラネキサム酸のお薬は血栓のある方には注意が必要)です。

  • ビタミンCのお薬
    メラニンの沈着を防ぎ、コラーゲンの合成を促進します。
    鉄分の吸収を助け、血管壁を強くします。
    心身へのストレスに対し放出される副腎皮質ホルモンの生成を助けます。
  • ビタミンEのお薬
    抗酸化作用があり、皮膚を含め体全体の血行を良くします。
    整形外科領域では血行促進による腰痛改善のために処方されることもあります。
  • トラネキサム酸のお薬
    肝斑を始めとするシミを薄くし、出来にくくします。
    じんましんや口内炎、出血性疾患の治療薬としても用いられています。
    ただし、心筋梗塞・脳梗塞・血管症をお持ちの方は使用できません。

この3つのお薬は「美白の3種の神器」ともいえるかもしれません。
トレチノイン治療だけでなく、美白・しみの治療全般
例えば、しみを消すなどのレーザー治療と併用するのも効果的で
術後だけでなく、術前から飲んでおけば、さらに効果が出やすいとのこと。
私も治療と併用して続けてみようと思っています。

病院やクリニックというと何か症状があった時に行くものと思いがちですが
最近お肌のゆらぎや衰えを感じるけれど、何をしたらいいの?という時も
お気軽にご相談ください。
普段から頼れる美容皮膚科があれば、悩みは小さいかもしれません。

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北青山Dクリニックフォーラム 田中聡子